ミシュラン☆獲得の十割蕎麦 【鎌倉 梵蔵 自家挽工房】
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材木座郵便局のとなりだ。
道路側に車1台がとめられるスペースがあるものの、近所にはコインパーキングも見当たらず、ちょっと不便なところ。
木の看板を見落とすとそのまま通り過ぎてしまいそうな一軒家だが、気がつけば建物の軒下に玉砂利や石畳が敷いてあり、それなりに気の利いたそば屋であることがわかる。
エントランス正面に、「当面昼のメニューは3種類のみ。
そばは十割のみ」との掲示。
店内はモダンなつくりのお店で、6人掛けの大きな木のテーブルに先客2名、4人がけのテーブル2卓にそれぞれ先客あり。
6人掛けのテーブルに案内される。
他に小上がりもあるようだ。
ちょうど座ったところから奥の厨房が見える。
平日のお昼時だったが、ご主人おひとりで切り盛りされていた。
エントランスに書いてあったとおり、店内にも3種類のみのメニューが掲示してあった。
鴨せいろ、せいろ、鎌倉野菜としらすの蕎麦。
とりあえず鴨せいろをと思い厨房の蔵主さんに声をかける。鴨せいろの大盛り。
返事はあったものの、ホントに聞えたのか一抹の不安を抱きつつ待つ。
悪い予感は的中した。
ほどなく出てきた蕎麦はせいろだった。
確認しなかったこちらにも非があるし、いまさらグダグダ言って作りなおしてもらうのも興ざめなので、今日はせいろでがまんすることに。
平皿にさらっと盛られたきれいな細打ちのそば。
これはおいしいそう!
つゆの他に塩が添えられ、「塩でもお試しください」というアナウンスが。。。。あるはずなのに、なかったorz
さて、この蕎麦の量は果たして大盛りなのだろうか? 微妙。。
そばは十割蕎麦なのにボソボソせず、つゆとの相性も素晴らしくて、評判どおりうまい。
これはたしかにこのあたりではなかなか食べられない蕎麦だ。
そして豆乳のように白濁した蕎麦湯の登場。
これまたうまい。
勘定してみると、900円+300円で1,200円。つまり大盛りだけはオーダーが通っていたことがわかった。
ということで、なかなか入れないんじゃないかと思っていたこちらのお店に意外や簡単に入ってこのうまい蕎麦を経験することができた。
このあたりではなかなか食べられないうまい蕎麦だということ、蕎麦のボリュームについてもわかったので次回からの参考にしたい。
現在かなりバタバタな様子だし、スタッフなしでの営業には無理があると思う。
体制がしっかりしたところで、定番のつまみや料理を交えて、こちらでぜひ蕎麦屋酒をしてみたいものだ。
梵蔵 自家挽工房
鎌倉市材木座3-17-33
営業時間:11:30~14:30 18:00~21:00(LO.20:30)
定休日:木曜日(火曜、水曜は昼のみの営業)
http://kamakurabonzo.blog102.fc2.com/
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