イタリアン激戦区にオープン 【腰越 ラ・ボッテガ・ゴローザ】
|
開店準備をしていたヘアサロンが、開店祝いの花まで飾られていたのに一度も営業せずにクローズ。
その後しばらくして2月にこちらがオープン。
名古屋のオステリア ウン・ゴッチョ、北青山のアテオのオーナーを経て、2010年に湯河原でラ・ボッテガ・ゴローザをオープン。
こんどは湘南の地に進出。
この電車みち、クラリタ・ダ・マリッティマ、ロアジという魅力的なイタリアンが並び、さらにその中間にまたイタリアン開業ということで、もともと漁師町の地元からしてみるとずいぶん変わったもんだぁ。
ヨーロッパのカフェっぽい外観、店内はうなぎの寝床のように奥へ奥へと長い。
日中はどうかわからないが、ブラウン系の内装とダウンライトの落ち着いた空間だ。
江ノ電の電車みちに面しているとはいうものの、奥に入るといたって静か。
テーブル席のほか、カウンター席もある。
夜は、シェフおまかせコースとして、パスタ、メイン、ドルチェまたはチーズ、カフェで¥5,250というコースもあったが、アラカルトで。
ワインリストには、ワイン・スプマンテともそれほど豊富な種類が載っていたようには思えなかったが、いただいたスプマンテ、ワインともに説明どおりでハズレはなかった。
前菜の盛り合わせ。
バゲットのディップや、ごぼう、人参などのピクルスはつまみにもあっていける。
蒸した温野菜のバーニャカウダ風。
鎌倉野菜を謳うお店が多いが、こちらでは特にそう書かれてはいなかった。
変わったところで、空豆がアクセントになっていて(たしか他の料理にも使われていたが)、食感がいい。
蒸し具合もなかなか。
パスタにかかったソースは、北青山のアテオ時代からの自慢のものだそうで、見た目ほどこってりしていなくて、それでいてパスタにもよくからみ、おいしい。
イワシのタジン。
タジンってなに?って思っていたら、タジン鍋! こんなところで出会うとは。
下に敷き詰めた野菜からの水分で、しっとり、あっさり。
最後にいただいたのはなんだったか忘れてしまったが(笑)、けっこう満腹。
ドルチェには至らなかった。
どの料理もそつなくおいしい。
なのに、なぜか日曜日の晩だというのに、自分たち以外はノーゲスト。
早じまいしてる日も多いので、訪問前に確認のお電話を。
リストランテ ラ・ボッテガ・ゴローザ 江ノ島店
RISTORANTE LA BOTTEGA GOLOSA
鎌倉市腰越3-14-4-101
営業時間:11:30~14:00 18:00~21:30
定休日:水曜日
Panasonic LUMIX DMC-GF2 + LUMIX G 20mm/F1.7 ASPH.
Canon EOS Kiss X5 + EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II