洲鼻通りの隠れ家 【江の島ダイニング hideaway】
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その洲鼻通りに入ってすぐのビル2Fにひっそりと店を構える江の島ダイニング hideaway。
1Fはハワイアンの小物を売っているお店と紫いもソフトで有名ないも吉館。
日中、1Fのお店が開いている時間ならすぐにわかると思う。
2F店なので目立たないが、建物右側の階段をのぼると、一番奥がこちら。
hideawayとは、隠れ場所、隠れ家というような意味で、まさにお店のロケーションを的確に表しているようだ。
店内は白を基調としたインテリアで統一されており、窓からの光線とあいまって、とても明るく清潔な印象だ。
入ってすぐ右側がキッチンとカウンター席4席。
通路沿いに2人掛けテーブルが2卓。
奥はL字型に右に広がり、壁沿いのベンチシートを含めて2、4、4の10席。
コンパクトな店内だ。
壁には素敵な写真が貼ってあり、窓に置かれたボトルが外光に透けていい感じ。
スタッフは、店長とシェフの男性ふたり。
夏場にかけての洲鼻通りは、GWとともに、さながら原宿竹下通りのような人通り。
通り沿いには古めかしい昭和の香りを残した古い店舗が多く、江の島の観光客や海水浴客相手の店が並んでいる。
飲食店に関しては、地元の人間は決して近寄らない値段と内容が大きくかけ離れたところが多い。
そんなロケーションにありながら、階段を上がると周囲とはちょっと異なる空間。
まさに隠れ家という感じか。
メニューを拝見すると、イタリアンテイストのものが基調で、ドリンクも豊富で、オステリア風だ。
しっかりイタリアンというより、カフェ風の店内にふさわしく、軽く飲んで食べるというのがあっているのかもしれない。
週替わりパスタ(¥1,000)とシェフのスペシャリティ(¥1,100)をいただいた。
週替わりパスタは、今週はシラスとくるみの冷製パスタ。
パスタはカッペリーニ。かなり細く長い紐状のパスタで、素麺風なので涼しげでいい。
シラスは釜揚げしらす。
シェフのスペシャリティは、魚(魚の名前を失念)のピカタ。
野菜が添えられ、ピリ辛のソースが食欲をそそる。
どちらもプチ前菜とドリンクがつく。
これまた白い食器に統一され、盛り付けにも工夫をされているようだ。
食材の味を大切にされているのか、ちょっと味付け、特に塩が弱いように感じたが、ランチを2種類いただいただけなので、他のメニューがどうなのかは未知数だ。
お値段的には、洲鼻通りの観光地値段を考えると、かなりリーズナブルな設定だ。
ディナーのメニューも拝見したが、こちらも全体にすごくリーズナブルな価格設定。
以前は七里ヶ浜でお店を出していたそうだが、こちらはまだまだ知名度が低い様子。
いまなら、まさに隠れ家として利用できそう。
江の島ダイニング ハイダウェイ(hideaway)
藤沢市片瀬海岸1-9-6 2F
営業時間:11:00~20:00 [バータイム]20:00~22:00
定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)
OLYMPUS PEN E-P3 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
Canon EOS 5D Mark II + EF8-15mm F4L Fisheye USM + EF24-70mm F2.8L USM