三脚が増殖中! GITZO沼
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GITZOの三脚はフィルムカメラ時代から愛用していたんですが、まだ当時はカーボン製の軽量の三脚がありませんでした。
いまのカーボン製のは軽量でも剛性が高くてしっかりしています。
今年の2月にハスキーの3D雲台という、三脚の上に載せるカメラの台みたいなやつといっしょに、GT3541というこのGITZOの三脚を購入しました。
GITZOの三脚の型番はシステマティックにつけられています。
1番目の"G"は、おそらくGITZOのGでしょう。
2番目の"T"は、TRIPOD(三脚の意味)のTでしょう。ちなみに一脚の場合はMONOPODということで"M"になります。
3番目の数字"3"は、GITZOでいうところの「シリーズ」を示していて、脚の太さによって"00"、"0"、"1"、"2"、"3"、"4"、"5"などのシリーズがあります。番手が大きくなるにつれて脚の太さが太くなります。
4番目の数字"5"は素材を示しています。"3"がアルミニウム、"5"がカーボン、"7"がマグネシウム、"8"がバサルトとなっています。
5番目の数字"4"は、脚の段数を示しています。
6番目の数字"1"は世代を示していて、数字が大きいほど後発のモデルであることになります。
ちなみに2月に購入したGT3541というモデルは、カーボン製の3シリーズ(脚チューブの太さが32mm)の4段の三脚ということになります。
最近追加で購入した写真左のGT3531は、同様にカーボン製の3シリーズ3段の三脚ということです。
3段と4段では、4段の方が縮めたときにコンパクトになるのに対し、接合部の数が多い分、伸ばすのにその分手間がかかるのと、剛性が落ちる(接合部が多いのと、一番細い脚の太さが3段のものより細くなりますから)というデメリットがあります。
一長一短ということですね。
写真右のGT1542Tというモデルは、カーボン製の1シリーズ(脚チューブの太さが24mm)4段の第2世代の三脚ということになりますが、最後についている"T"という文字はトラベラーというシリーズであることを示しています。
トラベラー三脚は、名前から容易に想像がつくと思いますが、旅行時などのように軽量・コンパクト性を求めるのに適したシリーズです。
左2本の三脚は、そういうシリーズ名でいえば、マウンテニアというシリーズで、カーボンファイバー製の三脚として初めて登場したオリジナルのシリーズになります。
いやいや、このほかにまだアルミニウム製のGITZOや国産の三脚なんかもあるので、少しずつ整理しないとダメですね。
何本もあってもしょうがないですから(笑)。
Canon EOS Kiss X5 + SIGMA 70mm F2.8 EX DG MACRO