慢性硬膜下血腫
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今日は抜糸です。
今月半ばくらいから急に母の様子がヘンなことに家族が気づきました。
認知症のような状態です。ついさっきのことを覚えていなかったり、話がかみ合わなかったり。
自覚症状もあるようで、気分が落ち込み、いつもは元気な母が沈みがちでした。
フラフラするとも訴え、ついには字が書けないといい始めました。
実は10月に家の中で転び、タンスに頭を打ったというのは聞いていました。
その後、かかりつけのお医者さんに相談したというところまでは知っていましたが、その後の経過はそれほど関心を持っていませんでした。
CTを撮ったら水腫が見つかり、硬膜下に水がたまっているとのこと。
自然に吸収されるのを待つということになったのですが、どうやらその後急に出血して血腫となっていたのでした。
紹介状を書いてもらい、近くの総合病院で診察してもらったら、即手術ということになり、先週の月曜日に入院・手術を受けました。
術後の経過もよく、2泊3日で退院。
元気を取り戻し、字も以前のとおり書けるようになり、フラフラする症状もなくなったそうです。
恐ろしいもんですね。術前と術後のCT影像を見せてもらいましたが、左側頭部に溜まった血腫のおかげで脳が圧迫され、脳の中心がずれていました。
脳の中央に写る蝶々のような形をしているはずの部分はひしゃげ、脳のシワも消えていました。
術後はきれいなシワが復活し、ほぼ元通り。
認知症状も見られなくなりました。
あとは来週もう一度CTを撮って再度確認です。
術後10%ほどの確率で再発する可能性があるそうなので、ふだんから様子に注意するようにします。
Canon EOS 6D + EF24-70mm F4L IS USM