うどんはともかく、天ぷらがざんねん 【讃岐うどん はればれ 大船店】
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はなまるうどんを関東のあちこちで見かけるようになったのはそのころだろうか。
関東ではまだなじみの薄かったセルフ式うどん店。うどん一杯200円そこそこの値段と好奇心につられて訪れ、あれこれトッピングしてるうちにとんでもない高額なうどんを食べたのは記憶に新しい。
関東でも一定の市民権を得たはなまるうどんが逆にその店舗数を減らしそれほど目につかなくなってきたと思ったら、こんどは丸亀製麺の進出。
第5次ブームと呼べるのかはさておき、関東でも讃岐っぽいうどんが手軽に食べられるようになったことはたしかだ。
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セントラルキッチンをもつはなまるに対し、こちらは打ち立て自家製麺にこだわりをもつ。
関東では後発になる丸亀も各店舗に製麺機を持つというが、関東でははればれの方が先発か。
そのセンター北店も2014年5月に閉店。
一方、東戸塚駅前の店舗に続き、大船にもオープンした。
大手チェーン店に対し、こじんまりした店舗ゆえ手作り感が強い。
大船店はわりと若い女将さんが切り盛りしており、店舗の善し悪しはこの人にかかっているともいえる。
揚げ物の品ぞろえは二大チェーンにはさすがにかなわない。
注文した釜玉うどん(中)は、注文を請けてから茹でるので10分以上かかるという。
急いでいなかったので、好きな釜玉うどんを中サイズで注文(400円)。
作り置きの揚げ物から、野菜のかき揚げと珍しい半熟卵の揚げ物をピックアップ。
計680円。
セルフ式では欲張るあまりとんでもない金額になってしまった経験があるが、680円も決して安くはないが、まあ許せる範囲か。
マツコと10分以上。釜玉うどんの出来上がり。
テーブルに備えおかれた釜玉用の出汁しょうゆを、かけすぎないように注意しながらひと回り。
丸亀などで釜玉を注文すると、「かきまぜますか?」と訊かれるが、ここは特にそうしたやりとりはなく、デフォルトではかき混ぜていない状態だ。
セルフでねぎなど無料のトッピングをほどこし、自分で混ぜ混ぜ。
このレベルのうどんならたまに食べていいかな。
が、かき揚げの硬さには閉口する。作り置きなので冷めているのは承知のうえだが、開店してから間もない時間帯でここまで硬いかき揚げはいったいいつ揚げたのだろうw 時間帯とか揚げて補充するタイミングとかによるラッキー・アンラッキーなのかもしれないが、ちょっとざんねんだ。
うどんはまあまあだったので、もし次回があるとすれば、揚げ物の状態を目利きで判断し、時間が経っていそうなら手を出さないようにすればOKか。
それならうどんだけの格安のランチになるかもしれない(笑)。