こちらもまた、「お、値段以上」 【藤沢 鮨 まぜき】
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そば酒房蔵や炭火闇焼 口利具里などが入っているビルだ。
階段をおりると、濃紺に白文字の書かれたのれんが迎えてくれる。
また、すりガラスから店内の様子が多少うかがうことができる。
店内はヒノキのL字のカウンターに7席ほどで、こじんまりしている。
とても明るく清潔そうなところが印象的。
また、カウンターを背にして座敷もある。
この日は、座敷にご主人の幼馴染のみなさんが遠路はるばるお越しになっていて、かなりにぎやかだった。
カウンターは敷居が低く、ご主人の手元が丸見えな感じ。
冷蔵ショーケースのかわりに箱型のボックスになっているので、立って覗きこまなければネタは見ることができない。
お店はご主人と奥さまのおふたりできりもりされている。
ご主人は、某、多店舗を展開するお寿司屋さんにいらしたそうだが、独立してからは自分で予算と相談しながら仕入れられるので、欲しいものをちゃんと手に入れることができるようになったとおっしゃる。
日本酒の銘柄を変えながら、つまみをおまかせでいただいた。
ぶりとみぞれ大根、かつお、いか、めひかり、たこの吸盤焼き、〆鯖。
「お時間がありましたら、ぜひ香箱ガニを試してみてください。いいのが入っていますから。」ということで、こちらもいただいた。
注文してから調理し始めたので、出てくるまでにけっこう時間がかかったが、おいしくいただいた。
日本酒は、伯楽星、母情(ご主人の出身地のお酒らしい)、澤屋まつもと、綿屋。
〆ににぎりを6貫ほど。
これで1諭吉でおつりがくるお値段。
全体的な印象からすると、お値段に比べてとてもおいしいお寿司屋さん。
オープン1ヵ月ということもあり、ご主人の一生懸命さがひしひしと伝わってくるお店だ。
このCPなら、ちょくちょく訪れてみたい。
鮨 まぜき
藤沢市南藤沢23-6 富士見ビルB1F
営業時間:17:00~23:00
無休
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