いつもは出前ばかりなのだが、お店に行ってみた 【八王子 グリル エスエム】 1
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ここを中心に郊外に多くの大学がキャンパスを構え、朝夕の駅は学生がホントに多い。
駅前からだいぶ離れるが、北口から甲州街道を越えて1本裏の路地沿いに、小さな洋食屋グリル エスエムがある。
八王子にあるお客さんがまだ株式を上場していなかったころ、本社がこの近くにあったのでよく使っていたらしい。
京王八王子駅近くに本社を移転してからも、お昼をここから出前でとることが多い。
定番は、カキフライ、オムライス、厚切りロースカツ、チキンカツなど。
どれもボリューム満点なうえに、味もけっこうイケる。
人数が多いときには一度に8人前以上とることも珍しくないのだが、原付におかもち2つでちゃーんと出前してくれるのだ。
料理の皿とライスの皿で、人数×2の枚数。
けっこう大変だと思うのだが
そんな、いつも出前でばかりお世話になっているエスエムに、夜、ひとりで訪れてみた。
この日のお昼もエスエムからの出前だったのだが(笑)
喫茶店風の外観のこじんまりしたお店は、店前に出前用の原付がとまっている点を除けば、昔ながらの喫茶店という雰囲気だ。
キーコーヒーの看板がそう思わせるのかもしれない。
店内はカウンター席6席に、テーブル席が5卓ほどで、がたいのいい年配のご兄弟が物静かに営業されている。
お兄さんが料理、弟さんはもっぱらフロアと出前を担当している。
こちら、喫茶店風の外観とは異なり、実際は町の洋食屋さん。
冬場はやはりカキフライが人気メニューのようで、粒も大きく、味もいい。
あとはクリームコロッケも人気メニューのようだ。
店内でもこうしたメニューを注文する常連が多いようだ。
店に出向いてみると、ポタージュやサラダ、コーヒーなどがついたコースも用意されていた。
かしこまった洋食屋とはちがい、小型ブラウン管の、もちろんアナログテレビが入口の頭上に設置されていて、地元の方が軽く食事に来るという雰囲気。
近所にあったらぜひ通いたくなるようなお店だ。
グリル エスエム
東京都八王子市横山町21-13
RICOH GR DIGITAL III