お茶の間でおそば 【鎌倉山 若林】
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現在の丸源ラーメンの場所にあった中華ハルミという大衆食堂の店主が、ハルミを閉店したあとオープンしたお蕎麦屋さんだ。
鎌倉山のロータリーから大船方面に降りる急坂の途中にある。
外観は一戸建ての住宅風で、周囲にのぼりがいっぱい立っているので見落とすことはないだろう。
看板には古民家と書いてあるが、外観もそうだし、中に入ってもオシャレな古民家というより、通常の一戸建て住宅という感じだ
入口を入るとまさに住宅の玄関という感じで、そこで靴を脱いであがる。
廊下を通り奥に進むと、どこかのお宅のお茶の間におじゃましている雰囲気。
8畳ほどの和室に座卓が3卓。
窓側にテーブルが数卓ある。
こちらはそばだけで、うどんはない。
かつ丼セットと天丼セットを注文。
メニューにはいずれも1,100円と書かれているが、店内にランチセットとして950円とも書かれている。
写真を見る限りでは違いはなさそうだが、もしかしたら通常価格のものと多少量が違うのかもしれない。
平日の14時過ぎということで、他にお客さんはなく、天ぷらを揚げる音、玉子を混ぜる音が聞こえてくる。
かつ丼セット
天丼セット
細めで少し黒っぽいそばは、やわらかめであまりコシがなく、ポソポソとしたもの。
町のお蕎麦屋さんのそばという感じ。
しかし妙に懐かしくもあり、これはこれでいい感じだ。
そばつゆも甘すぎず辛すぎず、これまたなんだか懐かしい。
天丼、かつ丼も大衆食堂のそれといった感じだ。
鎌倉山という立地でしかも古民家と謳っているので、高級なそば屋を連想してしまうが、大衆そば屋というところかな。
そば処 鎌倉山 若林
鎌倉市笛田2-3-40
営業時間:11:00~19:00
定休日:木曜日
OLYMPUS PEN E-P3 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
RICOH CX1