ぼくのわたしの64年
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初めて体験する3D映画。
ディズニーランドをはじめとしてテーマパークでは何度か観たことがあり、客席にまで飛び込んでくる映像に興奮したものですが、最近、家電量販店で3Dテレビを観て以来、3D映画もきっと3Dテレビ程度のもんで、あんまり迫力ないんだろうなぁと勝手に思い込んでいました。
現在市販されている3Dテレビ、奥行きは感じるものの、それほど強烈な立体感なくありませんか?
これ、また自分の勝手な思い込みかもしれないので、間違っていたら早めに軌道修正していただけると助かります
(番組側の問題だったりして…)
で、初体験の3D映画は想像を超えてすごい迫力でした!
これまで映画を観るというと、ワーナー・マイカル・シネマズ茅ヶ崎に行くことが多かったんですが、あそこは食事をするところを探すのがひと苦労で、その点、テラスモール内には魅力的な飲食店が多く入っていますし、こちらの方が近い。
音響もよく、シートも心地よかったです。
もうよほどの特別な事情がない限り、W.M.C.茅ヶ崎に行くことはありませんね。
さっそく109シネマズのポイントカードを作りました。
さて、三丁目の夕日。
実は1作目はそれほど興味を持っていなくて、劇場での公開が終わったあとにDVDで観ました
ストーリーにも感動すると同時に、時代が自分の子供のころに近かったのでよけい心に響きました。
三丁目の夕日のホームページに、ぼくのわたしの64年というコーナーがあって、プロデューサーや協力会社やら出演者やらの、それぞれ1964年のころの自分について書かれているコーナーがありました。
オリンピックの年、1964年。まだ4歳の私は、池袋、といっても板橋区との境あたりの豊島区のはしっこに住んでいました。(追記:そうそう、そこに住んでいたときの電話番号、下4桁が1964だったんです!)
父がまだ会社勤めで社宅にいたんですが、同じくらいの世代の家族が入っているため、自分と同じくらいの子供たちと毎日外で遊んでいたように思います。
まず家にいることがない。
ゲームやパソコンで家に閉じこもりがちな現代っ子とはやはり違いましたね。
今回の'64では、一平くんや淳之介くんたちがいいお兄ちゃんになっていて、それにくっついて歩いてるガキんちょがいましたが、彼らとおなじくらいか彼らよりちょっと年下くらいでしょうか、自分は。
電話ボックス、オート三輪、パブリカ、都電、「ナショナル」のロゴ、目につくものひとつひとつがなんとなく覚えがあって、懐かしかったです。
高度成長期にあって物質的にどんどん豊かになる一方、受験や出世が過熱してくる時代でもありました。
そんななか、本当の幸せについて再考させられるいいストーリーだったと思います。
ヘタするとクサいストーリーになりかねないテーマですが、素直に心に響きました。
おかげで、用意してきたタオルはしっかり使いましたし、帰りは鼻がつまって辛かった(笑)
SONY α NEX-7 + E18-55mm F3.5-5.6 OSS