長崎おでんの店 【大船 ひと椿】 1
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日が落ちて急に気温が低くなってきているところ、「おでん」の提灯が目に入ったらどうします?
そりゃ入るでしょ
こちら、長崎ご出身の女将が営むおでん屋さん。長崎おでんが通年いただけます。
九州や日本海側の一部の地域ではトビウオのことを「アゴ」と呼びますが、長崎おでんの最大の特徴は、あごベースの出汁を使い、しょう油などは使わない薄口のあっさりしたところです。
そして、薬味は辛子ではなく、柚子胡椒をつけていただきます。
女将さん自家製の柚子胡椒はかなり辛いです! でも薄口のおでんに柚子の風味がからんでおいしいんです。
ひと椿
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外からは中の様子がわからないので、最初はちょっと敷居が高いかもしれません。
店内にも表の「和」を感じさせるグリーンののれんがかかり、木目調で明るく清潔感があります。
小鉢とおでんに使う大根の皮を使ったお漬物、それに茶そばが最初に出てきます。
ほんのちょっとですが、呑む前にこれをいただくとお腹が落ち着きます。
茶そばを食べえると、あごベースのおでんのつゆをいれてくれるので、そば屋の蕎麦湯よろしく、おでんつゆ割をいただくのです。
さあ、呑み始めです
5、6銘柄はあります。精米度の高い吟醸系のお酒がほとんどですが、純米です
お料理はおでんがもちろん看板ですが、刺身をはじめ、酒のみのツボをついたつまみが用意されています。
このわたって、ナマコの腸の塩辛です。
それで、ホヤの塩辛とこのわたをあわせたものをバクライといいますが、自分で混ぜて勝手にバクライにしちゃいました(笑)。
いや~、寒い時期にあったかいおでんはうれしいもんですが、ここはお店もお客さんもあったかい(*^-^*)