古民家 和ビストロ 【大船 臥薪(がしん)】 1
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かつては寿司屋だった建物ですが、その後数軒の中華料理店が入ったあと、大きくリニューアルして「古民家 和ビストロ」として生まれ変わり、今月8日に臥薪がオープンしました。
臥薪
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Canon EOS-1D X + EF24-70mm F2.8L II USM
SONY Cyber-shot DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T* 2/35
「和ビストロ」というジャンルを提唱しているとおり、食材にこだわり、居酒屋ながら(お寿司屋さんご出身と聞きましたが)和に、イタリアンのエッセンスをちょっぴり融合させた魅力的な料理が特徴です。具体的には、
・ 焼き物は炭火焼。
・ サワー、焼酎、ハイボールなどのポピュラーな居酒屋ドリンクはもちろんのこと、酒呑みの心に響く日本酒の用意がある。
・ 古民家 居酒屋として雰囲気じゅうぶん。
・ 人まかせのお店ではないようなので、接客等サービスがしっかりしており、教育も期待できそう。
・ 深夜2時まで営業。
・ お値段はリーズナブルです。
日曜日の21時半ころにうかがいました。
カウンター席奥と2Fに先客がいらしたようです。カウンター席をゆったり使わせていただきました。
細身のビールグラスですが、500円は良心的。
しっかりつぶしたポテトに肉そぼろを和え、揚げレンコンがささったもの。ポテトが美味しかったです。
「焦がし醤油」と聞いて、たしかに和テイストなんだけど、後味が絶妙に魅力的なバーニャカウダソース。
刺身の盛り合わせは、リャン盛(2人前、1,450円)、ゲタ盛(3~4人前、1,950円)、メノジ盛(4~5人前、2,450円)など様々用意されています。
さすがはお寿司屋さん出身w
いただいたリャン盛は、ヒラマサ、コショウ鯛、アジ、水ダコ、ヒラメの昆布締め。
ヒラマサ、コショウ鯛はどは食感もよく、チェーン系居酒屋とは鮮明に別格と思いました。お値段もリーズナボー♪
地元ブランド「みやじ豚」。湘南はイタリアンの激戦区でもありますが、各店でこぞって使われるみやじ豚。
実はこのお店のオープン(というか、オープン前から)を知ったのは、みやじ豚の宮治勇輔さんのtwitterから。
人気のみやじ豚、食材として仕入れるにしても、一見のところにはなかなか卸していただけないようで、定期的に開催されるBBQに人繰りして参加し、コネを作ってようやく仕入れにこぎつけたのだとか。
宮地さんご本人もこちらに来られたそうです。
地元居酒屋チェーン 串兵衛お得意の塩牛すじ煮込みですが、こちらはお肉がけっこう細切れであれっと思いましたが、出汁がお上品でおいしく、ボリュームもそれなりにあったので、こちらに軍配かな。
震災後から積極的に宮城のお酒はいただいています。
炭火焼の本領発揮です。みやじ豚のローストを注文したあと、炭火を使っての調理をじっくり見ていましたが、単なるパフォーマンスでなく、しっかり炭火を使ってローストされてました。
おいしかったんですが、少々塩気が強くて、満腹近かったのもあって残してしまいました。ごめんなさいm(__)m
こちらもオープンキッチンなので、調理の現場を見てましたよぉ♪
結果、かなりしょっぱい出汁巻玉子になってしまったのは残念。素の出汁巻玉子を試してみたいものです。
臥薪嘗胆(がしんしょうたん)とは、復讐のために耐え忍ぶこと、また、成功するために苦労に耐えるという意味を持つ、中国の故事成語。
お寿司屋さんご出身の方を含めた海好きな有志が集まってできたお店。大船という地はなかなかクセのある土地柄ですが、苦労に耐え大成することを祈念しております<(_ _)>