激安中華そばからの脱却 【幸楽苑 鎌倉店】
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どうやりくりすれば290円で中華そばを提供できるのか不思議に思っていたが、内情はやはり火の車だったようで、原材料の高騰や人材確保のための人件費に食われ、290円の中華そばの注文率が高くなるほど利益率が低くなって経営を圧迫していたらしい。
よくライバルとして取り上げられる後発の日高屋との比較では、売上高は大きく違わないのに利益ベースでは大きく後れをとっている。
そんな興味もあって、近所に最近できた幸楽苑に訪れてみた。
場所は大船近く、山崎という地名だが、三菱電機鎌倉製作所近くと言った方が通りがいいだろう。
客層はおそくら三菱電機の社員または取引先の方が圧倒的に多い感じで、オープンして間もないこともあって昼時は満席。
ただ回転が速いので、入口で名前を書いて待っていればわりとすぐに席につける。
そうなるとがぜん目を引くのが【期間限定】メニュー。
12時半過ぎに訪れたのだが、まだまだピークを越えずという盛況ぶり。
厨房内、フロア含めていったい何人いるんだろうというくらいスタッフの数は多い。
新規オープンのご祝儀需要を見越して平常時に見込まれるよりかなり多くのスタッフを手当てしているのだろう。
それでも注文をこなすのがやっとという感じで、太麺のラーメンかつけ麺とかを待つくらいの時間待った。
デフォで半熟卵1個が入り、炙りの入ったチャーシューもしっかり。白湯スープも濃厚とまではいかないが、合格ラインは超えてる感じ。
しょっぱさで閉口した魁力屋のチャーハンよりは上で、バーミヤンの食感のいいチャーハンには及ばずといったところ。
病み上がりで食欲がそれほど回復してないところに炭水化物 on 炭水化物となったので、チャーハンは『半』チャーハンだったにもかかわらず残してしまった。
290円の激安からふつうのレベルにシフトしてしまったというがっかり感がワタシにはないので、まあこれで950円ならいいのではないだろうか。
SONY Cyber-shot DSC-RX100 IV Carl Zeiss Vario-Sonnar T* 8.8-25.7mm F1.8-2.8
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