師走のお料理 【鎌倉 坂ノ下 田茂戸】 20
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十二所にある萩工房の招き猫。帯や着物の生地で作ってあるんだそうだ。
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SONY Cyber-shot DSC-RX1R Carl Zeiss Sonnar T* 2/35Panasonic LUMIX DMC-GM1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.
Canon EOS 7D Mark II + EF-S24mm F2.8 STM
まずは土佐の一本釣りのまち、高知のお酒「久礼(くれ)」ひやおろし 純米吟醸酒をぬる燗で。
お料理は次のとおり。
いつもはだいたい八寸から始まるのだが、寒いからか、温かい座附(ざつき=前菜、先付)から。
玉子豆腐の揚げ出しの上に温かいおひたしが乗せてある。
おひたしは、水菜、菊花、セロリ。そして蟹。
手前には炙った雲子(白子)。
蓮根もちと湯葉で作ったお椀。
ワタシも連れも、湯葉大好き♪
そしていつもの極上の出汁。
冬の楽しみにひとつだ。
日本酒は立山。
ブリとカブに塩をして臭みを消してある。
梅肉醤油にわさびをといていただく。
カブは「金町小蕪」という種類の江戸野菜。
カレーでも出てきたのかと驚いたのは「銀の器」。
中は(基哉さん曰く)意外にも地味な野菜の炊き合せ。
ニシン、海老芋に、大阪野菜の天王寺かぶら、江戸野菜の芯取菜(別名 ちりめん白菜)の炊き合せ。
基哉さんは「地味」とおっしゃるが、出汁が秀逸でしかもでしゃばらないので素材の味がしっかり。
りんごの器の中はポロ葱のスープ。
玉ネギのように見えるが、バウムクーヘンのように太い長ネギ!
ポーランドのネギなんだそうだ。
フォアグラを西京漬けにし、中にあんぽ柿。
合鴨。りんごをおろしたソースに、あたりは梅肉。
火が少し入ったなまこだが、生モノがダメな連れには代わりにチーズ西京。
まん中にあるのはひと目でわかるクリスマスツリーを模したクレソンとポテトのツリー。下に敷いたのは西京味噌。
全体にいろいろな「味噌」を使った八寸。
牛ほほ肉と、蹄筋(アキレス腱)をかつおだしで炊いたもの。
炊いたかつおだしに、じゃがいもと玉ネギとトマトを入れてミキサーしたソース。
見た目と違って味は和風。隠し味の山椒でやや中華っぽい香り。
野菜はオレンジ色の金美ニンジン、赤い金時ニンジン、補色の緑の寒じめ。
添えてあるのは、お米といっしょに炊いた「もち銀杏」。
手が込んでいる。
シンプルだが、シンプルゆえにうまい!
もずくで雑炊作るとは。
もずくってこんなにおいしかったっけ。
紅玉とブルーベリーを使ったデザート。
華やかに金粉があしらってある。
師走のお料理もおいしくいただきました♪
今年一年間お世話になりました。